お尻の黒ずみケアに、ターンオーバーの活性化が欠かせない理由は?

顔は人に見られてしまうだけにケアやメイクをしっかり行っていても、お尻のケアに関しては怠ってしまいがちではありませんか?

腕や脚は人目についてしまうので頑張ってケアをしても、お尻のケアは夏のプールや海・友人との旅行に行く時以外は人目につかないし、つい手を抜いてしまいがちな部位ですね。

お尻の肌の状態は普段、自分では見ることができないので、お尻を鏡で見て黒ずんでいるのを発見してしまうと人には相談しにくいので、ひとりで悩んでブルーになってしまう人もいるかも知れません。

お尻の黒ずみは、どうしても汚らしいというイメージを持ってしまいがちです。でも色素沈着は不潔にしているとか、清潔にしているということとは全然関係がありません。

お尻の肌トラブルの主な原因は肌のターンオーバー(肌の新陳代謝・生まれ変わり)が正常な状態でできなくなってしまっていること、メラニン色素の沈着という2つが関係しています。

肌のターンオーバーの活性化が欠かせない理由について、まとめてみますね。

お尻が黒ずむ原因・ターンオーバーの異常とメラニン色素の沈着

お尻が黒ずんだり、ザラザラしたりしてしまうのは肌のターンオーバーが乱れてしまっているから。

お尻の黒ずみの主な原因は2つで古い角質が肌の表面に溜まったり、メラニン色素(紫外線から肌を守ってくれる黒い色素)が過剰に分泌されてしまうことです。

皮膚の細胞が生まれてから成長して、最後に垢になって剥がれて落ちていくまでの期間は28~56日程度といわれ、身体の部位や年齢によって個人差があります。

私たちの肌は表皮・真皮・皮下組織という3層で構成されていて、普段私たちが美容面で気をつけなくてはいけないのは皮下組織以外の表皮と真皮です。

ターンオーバーは表皮で行われる新陳代謝で、乾燥するかしないか・綺麗なつるつる肌になれるかどうかは、実はこの表皮で決まります。

ちなみに保湿に有効な成分には、セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸などがありますから、保湿のためにはこれらが入った化粧水を選ぶとよいです。

お尻は身体の他の部位よりも表皮の一番外側である角質層が厚く、外の刺激から肌を守る防御力があるのが特徴です。

日常生活の中で日頃からお尻に負荷をかけ続けているとターンオーバーが乱れ、刺激を受けると防御反応によってメラニンを作り出してしまうことに。

メラニンは自然に排出されることなく色素沈着として残ってしまい、お尻の黒ずみやザラザラが発生しやすくなります。

日常生活の中で、お尻の黒ずみに関係している生活習慣とは?

お尻の黒ずみに関係がある生活習慣として、以下の4つが挙げられます。

  • 摩擦や刺激を与えてしまうこと
  • 長時間のデスクワークや車の運転などによる圧迫
  • 栄養の偏り
  • 睡眠不足

お尻は下着や衣類を常に着用しているので、いつも蒸れやすい環境にさらされています。

締めつけが強い下着や衣類、ナイロン素材の下着は避けるようにして、綿や麻などの天然素材で通気性のよい素材で締めつけ感が少ない衣類を選ぶのがおすすめです。

お風呂で身体を洗う時もナイロン製のボディタオルでゴシゴシ洗うのではなく、摩擦が少ない綿などの天然素材のものでボディソープをしっかり泡立てて優しく洗ってから、しっかりと洗い流すようにします。

長時間のデスクワークや車の運転などでは椅子にクッションを使用して、お尻にかかる負担を軽減してあげましょう。適度なタイミングで立ち上がったり、前屈運動をして血流を促します。

肌のターンオーバーを活性化する、身体の外側からのケア

色素沈着は顔や身体にできるシミやそばかす、黒ずみ、怪我の傷跡、虫刺されの跡、ニキビができた後の茶色の跡などを言います。

色素沈着が原因の黒ずみを身体の外側から解消するには、次の2つの方法があります。

1つめは古くなってしまった角質を剥がして肌のターンオーバーを促進させることです。

特にお尻がザラザラしている人の場合は、ターンオーバーの乱れで古い角質が溜まってしまい、厚くなっていると考えられます。

その場合、保湿ケアをして肌の表面を潤したとしても有効成分が肌に浸透しにくいので、ピーリングゲルを使ったケアが効果的です。

ピーリングは肌の表面に溜まっている古い角質を取り除いてくれ、乱れたターンオーバーを整えてくれます。肌が生まれ変わらせるお手伝いをしてくれるわけです。

ただ肌のターンオーバーの乱れ、遅れが原因で角質が溜まっているのかを自分で判断するのは難しいですね。ですからピーリングを行うならエステサロンで施術をしてもらったほうが安心です。

2つめは美白成分が配合されているクリームや美容液で保湿をして、メラニンが作られるのを抑制することです。

美白成分にはビタミンC誘導体・トラネキサム酸・アルブチンなどがあります。

身体の内側から美肌に・小さな努力の積み重ねが実を結ぶ

食事から摂った栄養素を摂り込んで消化・吸収をしてくれる腸を綺麗にすると、肌にも栄養素が行き渡ります。

腸内環境をよくするには腸内に存在する腸内細菌の数を増やしたり、働きを活発にすることが大切です。そのために摂りたいのが発酵食品と食物繊維。

発酵食品:
納豆・キムチ・味噌・糠漬け・かつお節・酢・塩麹・サワークラフトなど。

食物繊維を多く含む食品:
豆類・おから・ごぼう・海藻類・アボカド・きのこ類など。

腸で吸収された栄養素は動脈を流れる血液に乗って身体のすみずみまで運ばれ、いらなくなった老廃物は静脈を流れている血液が回収しています。

血液の循環の改善が期待され、血行が良くなれば肌のターンオーバーも自ずと改善されていくでしょう。そのために摂りたいのが鉄分とビタミンEです。

鉄分多をく含む食品:
レバー・牛肉・鴨肉・鮎・しじみ・あさり・卵黄・かつお節など。

ビタミンEを多く含む食品:
アーモンド・かぼちゃ・抹茶・すじこ・たらこ・うなぎなど。

腸内環境と血液循環を整えたら肌の栄養になって、肌のターンオーバーを正常化してくれるビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・亜鉛・たんぱく質を積極的に摂りたいですね。

ビタミンAを多く含む食品:
人参・モロヘイヤ・シソ・うなぎ・あん肝・タラなど。

ビタミンCを含む食品:
アセロラ・ゴーヤ・パプリカ・キーウィ・苺・ブロッコリーなど。

亜鉛を含む食品:
牡蠣などの貝類・鰯・ゴマ・ココア・たらこ・レバー・牛肉など。

たんぱく質を多く含む食品:
肉類・魚介類・卵・乳製品・大豆製品など。

食事の他に、肌のターンオーバーに大きな役割を果たしてくれるのが睡眠です。夜、寝ている間に脳から成長ホルモンが分泌されることで美肌になることができます。

ただ、眠る時間が長ければ良いというわけではありません。私たちの身体は入眠後3時間に、どれだけ深くぐっすり眠れるかということが大切です。

その理由は成長ホルモンが分泌されること = 肌のターンオーバーを開始するスイッチがオンの状態になるから。

「寝る子は育つ」といわれますが、良質な睡眠は美肌作りにも大いに役立ってくれるのですね。

ターンオーバーを活性化して肌の再生サイクルをアップ

お尻の黒ずんだり、ザラザラしてしまうのは肌の表面に古い角質が溜まったり、メラニン色素が過剰に分泌されてしまうことが原因です。

メラニン色素は肌トラブルの原因で悪者だと思われがちですが、肌の細胞が紫外線の刺激を受けないように防御してくれているというメリットがあります。

メラニン色素が過剰に作られないよう紫外線対策の他に、強い刺激や摩擦を与えないようにすることが大切です。

肌のターンオーバーを活性化させることは、黒ずみやシミ・肌のザラつきなどを改善するのにとても大切なことなのです。黒ずみやシミ・ザラザラしていた肌が古くなって、新しい肌と入れ替わって少しずつ肌トラブルが改善されていきます。

ターンオーバーの乱れを改善するには、身体の外側からのケアと内側からのアプローチの両方が大切です。

外側からのケアとしてはピーリングと美白成分配合のクリームや美容液でのケアで、身体の内面から綺麗になることを目指すには生活習慣の見直しも大切です。生活習慣の中でも食生活と睡眠は特に大きなポイントになります。

偏った食事を控えてバランスよく食べ、適度な運動を継続的に取り入れて、ぐっすり眠ることは、つるつる美肌を手に入れる一歩につながります。