ホーム » お尻の黒ずみができてしまう原因とは?
お尻の黒ずみ、あなたも気になっていませんか?
顔やお腹、腕や足などはツルツルの美肌なのに、お尻は乾燥肌で黒ずんでいることに悩んでいる人も、結構多いのです。
若くてプリンッとしたハリのあるお尻でも、黒ずんでいることで見た目のマイナスイメージが強くなってしまうから、美尻を目指す女性にとっては悩みの種になってしまいますね。
「人は見た目が大切だ」と言われますが、これはお尻でも同じこと。とはいっても、お尻の皮膚の状態は自分では確認することが難しいです。
お尻の黒ずみに気づくきっかけは、
というのが、ほとんど。気づいたからには治したいし、「もう、あんな恥ずかしい思いは二度としたくない!」と思いますよね?
そこで今回はお尻が黒ずんでしまう原因と、解消法についてまとめてみます。
お尻の黒ずみを解消して素敵な恋をしたり、温泉や海に出掛けた時に思わず「見て!私のお尻綺麗でしょう?」と友達に自慢できるような美尻にしてはいかが?
肌は何らかの刺激を受けると、その刺激から肌を守ろうとしてメラニン色素が作られます。メラニン色素には肌を刺激から守るという防御機能があるんですよ。
何も問題がなければメラニン色素は、肌のターンオーバー(新陳代謝)と一緒に垢として剥がれ落ちるので、ある一定の期間で元の綺麗な肌の状態に戻ります。
肌のバリア機能によって守られているうちは問題なくても、長期的に同じ部分に刺激を与え続けてしまうと、肌のバリア機能が崩れてしまうのです。
刺激といっても、そんなに強いものではなくて日々の中で、ごく小さな刺激でも毎日積み重なれば、そのことが原因になってしまいます。
雨粒は小さな1滴でも、ずっと同じ場所に落ち続けていたら石や岩などの固いものでも形が変わったり、穴が空いてしまいますよね?
それと同じようなイメージと考えれば分かりやすいかも知れませんね。ちなみにお尻が黒ずんでしまう原因は4つあります。
では、1つずつ対策や解消法を説明しますね。
女性は自分に合うサイズのショーツよりも、小さいサイズのショーツを無意識に履いてしまったり、きつめのショーツを履いていることがあるかも知れません。
このように食い込みが強い状態が続くほど、肌への負担も大きくなってしまいます。「何年か前よりも体重は増えちゃったけど、ショーツのサイズはずっと変えていない」という方は要注意。
毎日の習慣で同じショーツを履き続けないで、きちんと自分に合ったサイズを見直すことが大切です。
化学繊維の素材ではなく、シルクやコットンなどの天然素材のものがおすすめです。おすすめできる理由は吸湿性もよく、摩擦が起こりにくいので刺激が少ないことでお尻の黒ずみを作りにくくして、悪化しないようにしてくれるから。
洗濯物が増えてしまうことが気にならなければ、家でゆっくり過ごす時と寝る時は、ゆったりとしたタイプのショーツにしてみるという方法もあります。
また、身体を洗う時のボディータオルによる摩擦も、ボディタオルの素材によっては黒ずみの原因になってしまうので注意が必要です。ナイロン製のボディタオルではなくシルクやコットンなどの天然素材のものは摩擦による刺激が起こりにくく、肌への刺激が少ないのでおすすめです。
通販サイトだと和紙やミルク・竹・主にとうもろこしの繊維を使用したボディタオルなど多くの種類が販売されています。
1日のうちで座っている時間は、そのくらいだと思いますか?
シドニー大学の研究によると、世界20ヶ国の成人を対象にした平均の座位時間を調査した結果では、日本人が最長で1日7時間だそうです。
1日のうちで座っている時間というのは仕事でのデスクワークだけではなく、車や公共交通機関による移動時間、テレビを見ている時なども含みます。
あなたも「それなら、割と長く座っていることになるな。ひょっとして、私はもっと長く座っているかも?」と不安に感じてしまうなんてことはありませんか?
お尻への圧力が知らず知らずのうちに繰り返されると、自分の肌を守ろうとして普通の状態の時よりも角質が多く作られるようになって、お尻の皮膚のくすみや黒ずみを招いてしまう原因になってしまいます。
下着+ストッキング+ガードルやレギンス+スカートやズボンなどを履いて、仕事中はお尻と椅子が塗密着しているなら、お尻は特に蒸れやすい場所でもあります。
45~50分に1回は席を立つことを意識して、座りっ放しにならないようにコピーを取りにったり、立ち仕事を入れたりするのが良いです。
学校に通っている時と同様に1時間ごとに休憩を入れると、脳や身体にもよく仕事の能率もアップするんですよ。
また通気性のよいメッシュ素材のクッションを使ったり、小型の静音機能付きの扇風機を机の下(身体の正面)に設置して、太ももからお尻にかけて風が当たるように風向きを調整するのもお尻の蒸れの軽減によいと思います。
前項でお尻は、とても蒸れやすい部分だとお話ししましたね。
「蒸れは不快ではあるけど我慢できるし、放っておいても特に問題はないんでしょう?」と考えてしまいがちですが、蒸れはニキビや、あせもの原因になってしまいます。
実は夏になると毎年、お尻のブツブツが気になるという人も、蒸れが原因になっているかも知れません。
お尻にかいた汗がスカートやズボン、椅子の表面についてしまうと雑菌が繁殖してしまいます。
蒸れやすいという肌の環境は炎症や、ニキビの元であるアクネ菌の増殖にもつながってしまうのです。
トイレに行った時などに、こまめに汗を拭き取ることと痒いと思っても掻かないことが大切。
掻いてしまうことで傷ができたり、炎症が悪化をすると黒ずみの色が濃くなってしまいます。
洗浄力が高いボディソープでも肌が乾燥してしまい、痒みや赤いブツブツができることがあります。
ボディソープは香りや泡立ち、洗い上りがしっとり、さっぱりなど選ぶポイントが異なりますが、自分は何に重点を置くかで選ぶと良いです。
何らかの肌トラブルがある場合は弱酸性のボディソープがおすすめ。その理由は私たちの肌も弱酸性なので、弱酸性のボディソープだと肌への刺激や負担が少ないんです。
女性は生理の周期が乱れたり、妊娠や出産など女性ホルモンのバランスの乱れや変化によって、お尻の黒ずみにも影響します。
女性ホルモンは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの種類があります。
この2つのホルモンがメラニン色素の生産工場であるメラノサイトを刺激して、メラニン色素を作る働きを活性化させるのです。
妊娠や出産による黒ずみの場合はお尻の他に、デリケートゾーンや乳首にも黒ずみが現れますが、出産後にホルモンの分泌が元に戻れば色素沈着も目立たなくなります。
出産後に身体の状態が落ち着いてくれば、数ヶ月で自然に消えてしまうので心配する必要はありません。
「生理不順による黒ずみかも?」と思う時には、基礎体温計で測ってみて低温期と高温期があるかを確認して、異常があれば婦人科を受診してみてはいかがでしょうか?
基本的にデリケートゾーンが黒ずんでしまうのは、思春期を境にしたホルモンの影響が原因です。おばあちゃんや子供のデリケートゾーンや乳首が黒ずまないのは、ホルモンによる影響がないからなんですよ。
お尻の肌の状態は日々の何気ない行動の積み重ねと食生活、睡眠、ホルモンバランスの影響によって変わってきます。
規則正しい生活をして、身体と肌の調子を整えることが大切です。
ホルモンバランスが乱れてしまう原因にはストレスも挙げられるので、上手くストレス解消をするようにしてみてはいかがでしょうか。
お尻は下着に隠れて見えない部分ではありますが、お風呂上りには顔と同じように化粧水やボディミルクでのケアを日頃からしておくと安心です。